List.2 M-12曲/合計12曲(+1曲)

【交響組曲 宇宙戦艦ヤマト】

M.1 OVERTURE―――序曲
M.2 THE BIRTH―――誕生
M.3 SASHIA―――サーシャ
M.4 TRIAL―――試練
M.5 TAKE OFF―――出発(たびだち)
M.6 REMINISCENCE―――追憶


M.1 SCARCET SCARF―――真赤なスカーフ
M.2 DECISIVE BATTLE―――決戦
   CHALLENGE―――挑戦(H-1 敵軍発進)
   SALLY―――出撃(L-1 ブラックタイガー)
   VICTORY―――勝利(F-1C 地球を離れるヤマト)
M.3 ISKANDALL―――イスカンダル
M.4 RECOLLECTION―――回想
M.5 HOPE FOR TOMORROW―――明日への希望
   DREAM―――夢
   ROMANCE―――ロマンス
   ADVENTURE―――冒険心
M.6 STASHA―――スターシャ

「宇宙戦艦ヤマト」 12曲(+1曲)
合計12曲(+1曲)

総合計24曲(+1曲)
※今回は仮トラックダウン版と同曲と考え、合計数にはカウントしません。

List.1 M-12曲/合計12曲(+1曲)

【交響組曲 宇宙戦艦ヤマト-仮トラックダウン版-】

1、オープニング
2、ヤマト誕生
3、サーシャ
4、不安なヤマト
5、ヤマト大発進(仮トラックダウン)
6、再会


1、真赤なスカーフ
2、大戦争(敵軍の攻撃、宇宙の大戦闘、ヤマト凱旋す(仮トラックダウン))
3、イスカンダル
4、死と悲しみ
5、フィナーレ
6、さよならヤマト

【宇宙戦艦ヤマト BGM集】
M.No11 軍艦マーチ

「宇宙戦艦ヤマト」 12曲(+1曲)
合計12曲(+1曲)

総合計12曲(+1曲)

930曲を探せ!

2012年11月10日(土)舞浜アンフィシアターにおいてヤマト音楽団大式典2012が行われ、その中で宮川彬良氏が、父である泰氏が宇宙戦艦ヤマトのために作った楽曲は930曲あったと語っていました。
「交響曲宇宙戦艦ヤマト」の冒頭で西崎氏は「11年の間に宮川泰の手によってすばらしいメロディーが数多く作られて参りました。私が知っているだけでも百数十曲のメロディーがヤマトという作品の中で作られました」とも語っています。一つのメロディーからいくつかのバリエーションを作ります。
西崎氏が保管していた膨大な音楽テープは、その数を裏付けるに十分な量です。
これから、その Mother tape の整理、解析を始めていこうと考えています。
整理の進行と同時に、公開を進めていきます。

1月 映画・TV「宇宙戦艦ヤマト」から

 1月は、宇宙戦艦ヤマトの物語のスタートとして、1年の始まりとして、やはり宇宙戦艦ヤマト発進から始まらなくてはならないでしょう。またキービジュアルになっている『絵』は「Proud of YAMATO Visual BOOK」の4ページ目で「ヤマトの艦底部を見上げる4人として収録されています。今回はA3で収録していますから、書籍よりも迫力があります。また、コロムビアから現在発売中の『YAMATO SOUND ALMANAC 1974-I 「宇宙戦艦ヤマト BGM集」 [Blu-Spec CD]』のジャケットでも使用していただいております。
 ヤマト発進シーンは、「Proud of YAMATO Visual BOOK」の111ページで解説した石黒登氏の渾身のワンカットを35mmフィルムからスキャンしています。

◆◆TIPS◆◆
カレンダーのレイアウトは、キービジュアルを2枚選んでいます。1枚はメインとして大きく配置し、2枚目はサブとして左側に配置しいます。ヤマトフェスティバルのポスターのイメージでもあり、「さらば~」のドラマ篇のポスターでもあり、旧来のポスターのイメージを踏襲しています。イメージを補完する意味で下部に何点かの絵を使っている月もあります。いずれの絵も、旧来のファンならきっと喜んで頂けるのではないでしょうか。

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宇宙戦艦ヤマト カレンダー2013 フルカラー A3 14枚 ¥2000-
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宇宙戦艦ヤマトカレンダー 2013 表紙 

 カレンダー用の絵を選出中に「表紙はこれだ」と決めた『絵』がこの1枚でした。
 これ以外考えられないほど表紙にふさわしい『絵』です。しかし、この絵だと決めたが故の苦労がこの後待っていました。カレンダーの用紙が横向きになってしまったのです。今時の流行は縦長です。住宅事情などを考慮すると壁に掛けるためには横幅は狭い方が良いのです。amazonで調べましたが、やはり縦長が圧倒的に多いです。
 「Proud of YAMATO Visual BOOK」で、古代がヤマトを懐かしげに見上げるシーン(22,23ページ)のヤマトを艦底部と上部に分けて掲載しました。印象的なシーンなので、この前後は外せませんから、やはりこれで『表紙』の決定です。アングルといい色味といい最高の艦橋ではないでしょうか?

◆◆TIPS◆◆
 このカレンダーは他カレンダーにありがちな薄い光沢紙ではなく、「Proud of YAMATO visual BOOK」と同等の紙を使用しています。ですから発色も良く保存性に優れています。
 大切に保管するための分解方法は簡単です。上部の黒いレールを横に引き出し(力が必要ですが、ゆっくり力を入れれば大丈夫です)、紙を止めている3カ所の留め具(ホッチキス)を丁寧にはずします。外し方はネットで調べると詳しく出ています。
http://www.youtube.com/watch?v=1KHMpHq-KqU
http://allabout.co.jp/gm/gc/197158/などはいかがでしょうか?
これでカレンダーの全てがバラバラになりますので、保存用のケースや、エンベロープなどに保管するといいでしょう。
レールで隠れてしまっている部分を観ることが出来ます。(いわゆる裁ち切りというもので、紙を切るときに指示された線がずれてもいいように絵をはみ出させておきます。レールの下も同じように絵がはみ出しています)
通常、カレンダーには、次の月へ切れやすいようにミシン目を入れますが、ミシン目を頼りに力を入れるとカレンダーを破ってしまうことがあるのと、ミシン目で隠れた部分が切れてしまうことを考慮し、今回はミシン目を入れていません。次の月へカレンダーを切るときは、壁からはずして、レールをしっかりと持てば大丈夫です。
 また、配送用に丸めてありますので、無理して逆に丸めたりせずに、そのまま壁に掛けておいてください。自然と伸びてきます。

111ページ 宇宙戦艦ヤマト発進!296000光年への挑戦!

 この本を編纂中に宇宙戦艦ヤマトの製作に尽力された石黒登氏の訃報が届きました。
氏の持てるパワーを最大限に発揮された宇宙戦艦ヤマトの中で、一番印象に残っているシーンを選出しようとしたとき、偶然開けたフィルム缶の中から、このシーンを発見しました。オプチカル合成用のフィルムです。
 ロマンアルバムエクセレント54・パーフェクトマニュアル2 P.222から抜粋します。
 『第3話では、ガミラスの放った超大型ミサイルの爆発をバックにヤマトが発進するところで、スキップ撮影というオプチカル合成を使ったのですが、この合成、ワンカット撮るのにまる1日かかってしまい、プロデューサーはかんかん。危うくクビになるところでした(笑)。このように、本格的な物を狙おうとしてかなり苦労しましたが、不思議とスタッフの情熱は続きましたね。』
 私も、石黒昇氏との打ち合わせに何度か参加させて頂きましたが、開口一番このシーンの話をされていたのを思い出します。「あのシーンに大金をかけたとクビにしそうになったくせに、宣伝ではさんざん使ってさ」と話されていました。
 現存する制作資料の中に書かれている氏の細かい指示を読む度に、そのこだわりと、ひたむきさが伝わってきます。
 心よりご冥福をお祈りいたします。

100ページ ヤマト発進!

映画「さらば宇宙戦艦ヤマト~愛の戦士たち~」のラストでは、悲しい結末が待っていましたが、ヤマトが海面を割って凛々しく出撃していく姿に希望や勇気を得た人も多いかと思います。
新しい旅立ちへ向けて希望や勇気を持って本書を閉じて欲しいと願い、この【絵】を最後に配置しました。まさに YAMATO, sail for tomorrow! だと考えています。
ヤマトの発進は、常に人類、つまり私たちの希望なのです。
最後に、宇宙戦艦ヤマトの物語を作られたスタッフの方々に、特に本書に収録させて頂きました『絵』を描かれた設定、原画、美術を担当されたスタッフの方々に感謝の意を表します。
ありがとうございました。

私は「宇宙戦艦ヤマト」に出会えて本当に良かったと思っています。

97、98,99ページ 古代とユキ

宇宙戦艦ヤマトは、古代とユキの「愛」の物語でもありました。この二人については、宇宙戦艦ヤマトをご覧になった方々の数だけ思い入れがあると思います。これは、最高の3枚だと思います。
そして、私は、この二人が永遠に結ばれるよう願っています。

96ページ 古代とユキの再会

映画「ヤマトよ永遠に」から
お互いの生存を諦めなくてはならない状況下での再会。遠慮がちに「古代君…?」と問うユキの私情を排しつつも確かめずにはいられない情感が、見ている私たちにも伝わってきました。
メインパネルに大きく映るユキと見上げる古代の大きさの比が、非常事態の中で起こっていることを如実に物語っています。やはり「永遠に」を象徴する1枚です。他に、聖総統スカルダートの必死に起爆装置を押す絵も候補に挙げたのですが、1枚絵で見て楽しいとは思えませんでしたので、次の機会に。

95ページ 新型波動エンジン

94年製作発表 復活篇より
それまでの制作、デザインスタッフとは違ったメンバーによって始動した「新・宇宙戦艦ヤマト 復活篇」。『ヤマト・我が心の不滅の艦(ふね)-宇宙戦艦ヤマト胎動篇-』(94年2月21日発売)で公開された新しいヤマトの内部構造の紹介で使われました。従来の波動エンジンとは明らかに違った仕上がりに「新しいヤマト」を予感させてくれました。完結編までとは違った詳細な描き込みに胸を躍らせてビデオをみました。