56、57ページ ウルクに突入するヤマト

この絵は、ポスターにLPのジャケットにと大活躍したボードです。雑誌などでもたくさん使われましたので見覚えのあるファンは多いでしょう。
今回の「Proud of YAMATO」の基本コンセプトとして、劇場公開当時、定番となっていてる図柄は使わないことにしていますが、この絵だけは別格ですから当初から採用を決定していました。とにかく大きい!その上、その大きさにかまけることなく(憑りつかれたように)どこまでも妥協することなく都市の線を一本一本丁寧に筆を入れています。丹念に描かれた都市像はまるで実在していたかのように、その威容を誇示するかのように迫ってきます。
実物をご覧になれない方のために、56ページでは、全体像を。そして、57ページでは実寸でのレイアウトに挑戦しましたが、あまりにアップになりすぎて「ここは都市の一部のようだけど、どこ?」という状態になってしまったので、あきらめて倍率をすこしあげてみました程度で我慢することになりました。
このほかにも、ウルクから望む水惑星アクエリアスというのがあって、そちらも幻想的でありながら異様な都市とのコントラストが見事です。それは次の機会で(次の機会があるといいのですが)!