宇宙戦艦ヤマトカレンダー 2013 表紙 

 カレンダー用の絵を選出中に「表紙はこれだ」と決めた『絵』がこの1枚でした。
 これ以外考えられないほど表紙にふさわしい『絵』です。しかし、この絵だと決めたが故の苦労がこの後待っていました。カレンダーの用紙が横向きになってしまったのです。今時の流行は縦長です。住宅事情などを考慮すると壁に掛けるためには横幅は狭い方が良いのです。amazonで調べましたが、やはり縦長が圧倒的に多いです。
 「Proud of YAMATO Visual BOOK」で、古代がヤマトを懐かしげに見上げるシーン(22,23ページ)のヤマトを艦底部と上部に分けて掲載しました。印象的なシーンなので、この前後は外せませんから、やはりこれで『表紙』の決定です。アングルといい色味といい最高の艦橋ではないでしょうか?

◆◆TIPS◆◆
 このカレンダーは他カレンダーにありがちな薄い光沢紙ではなく、「Proud of YAMATO visual BOOK」と同等の紙を使用しています。ですから発色も良く保存性に優れています。
 大切に保管するための分解方法は簡単です。上部の黒いレールを横に引き出し(力が必要ですが、ゆっくり力を入れれば大丈夫です)、紙を止めている3カ所の留め具(ホッチキス)を丁寧にはずします。外し方はネットで調べると詳しく出ています。
http://www.youtube.com/watch?v=1KHMpHq-KqU
http://allabout.co.jp/gm/gc/197158/などはいかがでしょうか?
これでカレンダーの全てがバラバラになりますので、保存用のケースや、エンベロープなどに保管するといいでしょう。
レールで隠れてしまっている部分を観ることが出来ます。(いわゆる裁ち切りというもので、紙を切るときに指示された線がずれてもいいように絵をはみ出させておきます。レールの下も同じように絵がはみ出しています)
通常、カレンダーには、次の月へ切れやすいようにミシン目を入れますが、ミシン目を頼りに力を入れるとカレンダーを破ってしまうことがあるのと、ミシン目で隠れた部分が切れてしまうことを考慮し、今回はミシン目を入れていません。次の月へカレンダーを切るときは、壁からはずして、レールをしっかりと持てば大丈夫です。
 また、配送用に丸めてありますので、無理して逆に丸めたりせずに、そのまま壁に掛けておいてください。自然と伸びてきます。