サーシャわが愛

歌手の島倉千代子さんが11月8日(金)肝臓がんで死去いたしました。享年75。
ご冥福を心よりお祈りいたします。
ご存じの通り、サーシャのテーマ曲「サーシャわが愛」を79年に歌われて、ヤマトファンからも一目置かれるようになりました。
「東京だよおっ母さん」「この世の花」「からたち日記」「人生いろいろ」など、母の影響で聞いていた私は、ヤマトのエンディングを歌うことに抵抗はありませんでした。意外な人選だなとは思いましたが、コロムビアつながりですから不思議はないんですね。
島倉千代子さんのヒット曲は、テレビをつければ時折耳にする機会はあります。恐らく同世代のガンダムファンやアニメファンは、その程度の認識だと思いますが、私たちヤマトファンは、DVDなりBL、LD、ビデオで「新たなる旅立ち」を視聴しようとすれば必ず耳にします。
縁を感じます。
 
来年で宇宙戦艦ヤマト生誕40周年です。

宇宙戦艦ヤマトは、ファンに支えられて大きくなった作品ですが、作り手が心血注いで作り上げた作品です。
モネやゴッホの描かれた絵は、画家が他界して時間が経ちオークションで高値で落札されていく、ある種のマネーゲームの様相を呈していいます。が、宇宙戦艦ヤマトは、まだ新しい作品が作られていくでしょうし、製作に参加されたスタッフの多くは、まだご存命ですから、マネーゲームのような作品になるまえに、制作者の手元に帰してあげたほうがいいのではないか?と考えまています。

魂の入った作品を作るためには、純粋な血が必要です。