94ページ 艦載機射出口

完結編から
この絵を見たときには、いやに出口が狭く感じられたので、ひょっとしたらイメージボードかなと思いましたが、カットナンバーも書かれていたので実際に本編を確認したところ、この狭い隙間からコスモタイガーが発進していきました。完結編の艦内は、堅そうな青を含んだ黒(群青色)なので他作品とは区別が付けやすいです。沖田艦長を残し全員が退艦するシーンで使われています。

93ページ 第一主砲内部

完結編から
「ヤマト一敗!地に伏す」屈辱的な大敗を喫しながらも自動航行で地球へ帰還する艦内を映した時に使われました。砲術科員達が倒れていました。他にも何枚か砲塔内部の絵があります。色使いとレイアウトのわかりやすいものをセレクトしました。
今回は、砲塔内部の質感とアングルをお楽しみください。見るからに堅牢で、狙った獲物は逃がさない的な精緻さが感じられます。

92ページ 第三艦橋

映画「ヤマトよ永遠に」から
これは、もう限界に挑戦したとしかいいようのない芸術作品です。
微妙な上下対称のデザインの徹底的な描き込みと塗り込みには脱帽させられます。しかも、イメージボードとして描かれてはいます。本編では使われることがありません。
本編では、古代達が足を踏み込み、パッと見回しておしまいという儚さです。
是非とも原寸大で見て頂きたい作品です。
豪華本231ページ SY-3-22として紹介されていますが、色味は本書の方が忠実に感じます。

90、91ページ 相原を捜す古代と会うユキ

TV「宇宙戦艦ヤマト」から
レイアウトの段階では、島も一緒に描かれていましたが、おそらくフレームの関係で古代のみの作画となったと思われます。実際に画面で見ても古代しか見えていません。
第19話「宇宙の望郷!!母の涙は我が涙」というタイトルにしても、エピソードにしてもほかのエピソードとは違った雰囲気(文学的な)を持っていて個人的に大好きです。

「Proud of YAMATO」シリーズ(恒例)のサービスカットとなります。
もともとネグリジェが行方不明のセットです。描いてあるようで描いてない胸のラインが問題になりそうでしたので(未成年者が閲覧する可能性もあったので)、いわゆる「ギリギリの選択」で「黒墨」を入れました。(ただし「さらば」のテレサはR指定もない劇場公開版だったのでガンガンいけそうです)
第1作目のセル画や背景画は当時からの熱心なファンが所有されているので、もしもネグリジェだけを「お宝」としてお持ちの方は連絡をお願いいたします。一度、元の鞘に収めてみませんか?