古代は、語ります。
「生きぬくことは時として死を選ぶより辛いこともある。だが命ある限り生きて生きて生きぬこともまた人間の道じゃないのか」熱い古代の想い。信頼できる部下として、苦楽をともにした戦友として説得を試みる古代。
残るのは自分一人でいい。
この台詞を読むと、富山氏の声が自然と聞こえてきます。
ビデオやレーザーディスク、DVDを何度見直したことでしょうか。
島、南部、相原、太田の立ち位置までがしっかり記憶されています。
「さらば~」では、外すことのできない印象深い場面で、ヤマトファンなら永遠に忘れられない場面ではないかと思います。
このシーンと表紙の見上げる艦橋の2枚からこのカレンダーの企画はスタートしました。カレンダーのレイアウト(デザインを決めるときのアイディアスケッチ)は、この絵をはめ込んで作りました。
下段に配置してある絵がこの月にないのは、この絵をトリミングすることなく使いたかったからです。