「行者にんにく」の想い出

西﨑義展氏は、意外と思われるものが好きでした。意外とは主観が入りますが、結構、驚かされました。

先日、西﨑義展氏ゆかりの方がお見えになり、手土産にと「行者にんにく」を頂きました。
持ってこられた方は、ご自身が幼少の頃に食べておいしかったので、と話をされていましたが、西﨑義展氏も「行者にんにく」が大好きだったのです。これはなんたる偶然!と驚かされたのでした。

とある高速道路のサービスエリアで購入したのがきっかけで「これ、もっと買えないかな?」と頼まれたのが始まりです。
裏に製造者が書かれていたので電話すると、4個単位で送ってくださるとのころ。さっそく注文しました。
ただ、とても残念なことに夏場しか手に入らず、秋も深まった頃には「これが最後です」とお店の人に言われてしまいました。2シーズンほど購入し続けました。
これを西﨑氏がどうやって召し上がったかというと、毎朝の熱々のトーストに乗せて、ぱくりといくのです。

「バター醤油味」というメニューがあるように、バターやマーガリンと醤油は非常に相性が良いのです。
当時、そばについていた私は、一緒に食べる機会はなかったのですが、遺影にお供えした後に、食べてみることにしました。行者にんにくは修行僧(修経者?)などが極悪な環境の中で生きるために食べたと言われているものですからスタミナばっちりです。

みなさんも、ぜひ、熱々のトーストに乗せて食べてみてください。

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ちなみに、「行者にんにく」は、アマゾンでも売ってるようです。おそるべし!

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