ヤマトの艦底を見上げる3人と1体。
この絵も必要以上に大きく、驚かされました。
そもそも、これだけの情報量を描ききるためには、そうとう大きな紙が
必要となりますが、テレビで見ているときには、そんなことを意識しませんでした。
筆の細さにも限界はありますからね。
だから、あれだけのビルを描き込もうとすると必然的に大きな紙が必要と
なるのでしょう。また、その上に乗る人物のセル画も大きいのです。
余談ですが、セルを載せたときと、外したときでは色味が若干変わってくるのがわかるでしょうか。
ちなみに、セル画が2枚重なっているときに3枚目を重ねようとすると、突然、画面の色が
変わってしまうので、それを見越して最初の2枚の時に何も描かれていないセル画を重ねておきます。
これを「から(空)セル」というのだそうです。
デジタル全盛の今では、考えられませんね。