42ページ 燃える都市と有人機基地

当初、イメージボードだろうと考えていました。あまりに丁寧で綺麗すぎるからです。ところが劇場版クォリテー(1カットの為に描かれる背景でも徹底的に描き込まれる!)の背景画だと判ったときは、興奮しました。
この他にも都市が燃えていて手前に、例えば沖田艦長の銅像があったり英雄の丘があったりといった背景画がありますが、構図の良さと実際に使われたのが一部分だけという儚さ(?)からこの絵を選びました。
是非とも、実際の映像で確認してください。決め手は、格納庫(?)と思われる建物の手前に描かれている「A-1」というマーキングです。これがなかったらちょっと辛かったです。
とにかく、背景画の全てにいえることですが、これだけ大きく描かれているのに実際に使われるのは、一部だけという事例が多すぎて、どのシーンで使われているかという判別が難しいのです。この絵も、中央最上部にタップ穴らしきものが黄色で描き込まれているので「ひょっとしたら」と詮索するきっかけにはなりましたが、これがなかったら「イメージイラスト」で終わっていました。