21世紀の宇宙戦艦ヤマト

 21世紀のと書いたけれど、「宇宙戦艦ヤマト2199」のことではなく20世紀(と書くとたいそう古そうだけど、つい最近のこと)に終わった完結編までの話し。
 映画やポスターを作るための素材がたくさんあって、将来のために全てデジタル化している。デジタル化というと格好いいけど、地味にカメラを使ったりスキャナーを使ったりと手を変え品を変えで保存(HDD,DVD、BR)に取り組んでいる。

 TV「宇宙戦艦ヤマト2」や「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」で使い回された青い地球があって(どの地球かといえば、新立ちのエンディングでスタッフロールが上がってくるときの背景に置かれている地球のこと)この地球が直径15cm程度で描かれているのだが、ちょっと遊び心でフォトショップを通して青く光っているようにレイヤースタイルで、光彩を付けてみた。これが見違えるように透き通った地球=宝石のように輝いて見えたので、気をよくして、後方パースのヤマトを上にのせてみた。
青い地球に生還するヤマトができあがった。
漆黒の宇宙空間と相まって神々しいまでに地球とヤマトが輝いている。サファイアのように美しいブルー(手前味噌入り)
少しのエフェクトを加えることで、当時のヤマトが「現代」のモニターの中に21世紀のヤマトとして、出現するとは正直驚いた。
全く見劣りしないのだ。
今ここで、その絵をアップしたいのだが、著作権によって保護されているので残念。

21世紀になって、74年に見た古代や雪の、あの姿、あの声でもう一度活躍する姿を見てみたいと思った。
せっかくデジタル技術が発達したんだから、やれそうな気がする。
(Zガンダムの時は、少し早すぎたようだ)
それを望んでいたのは、私だけではなかったのだが。