10ページ イスカンダル星とガミラス星

 イスカンダル星とガミラス星。
 実は、このボードを見つけたときに、ちょっとした驚きがあったのです。
 全く同じ絵がもう一枚あったからです。
 パーフェクトマニュアルを見ていただくとわかりますが、槻間氏と勝又氏の
両氏が同じように描かれているのですが(違いますね。勝又氏が同じように描かれた
のですね)、これが、またビックリしたことにコピー機でコピーしたようにウリ二つ
なんです。
 最初に発見したときは、どなたがどちらを描かれたのか判らずに悩みましたが、
紙の劣化具合と、イスカンダル星とガミラス星を取り巻く(電子?の)雲の形が
微妙に違うところから判断しました。

 そして、悩んだのが、実際の画面ではどの話数で使われたのか?が判らなかったことです。一応、テレビシリーズは目を通して、*話の*カットまで調べたかったのですが、似たような構図でそっくりな絵が何回か出てくるのですが、微妙に雲の形が違ったりしていて、結局は不明のままです。

ちなみに、以後、どこで使用されたかを探るために、テレビシリーズ、劇場版の全てを何度も何度も繰り返し見ることになったのです。
 そもそも、生粋のヤマトファンは、テレビシリーズにしても、映画にしても何度見ても飽きないので、このような捜し物を始めると余計なシーンも見てしまい、1日かかっても終わりません。
 特に解説書で複数カットで使用されている記述をみたら「あぁ、苦労して探したんだな」と思ってください。そして、そのシーンを見てください。本書が2度美味しくなる時間です。
 また、後述する001-036、001-055の2ページは、スクリーンとは違った見え方です。是非とも見比べてください。